知って得する!営業マンの話し方3つのコツ【サービスより言葉を磨け】【WEEK7】

第7週に入り、いよいよ実践的なスキルを身につけていく段階に入りました。

ここまで来たら、「スキルを身につけるためのスキル」が定着している頃になります。

今回は「伝えるスキル」についてアウトプットしていきます。

この記事で分かること

営業スキル
商品の売り込み方
ストーリーの重要性

営業はサービスより言葉を磨け

まずは伝え方の重要性についてですが、その前に自分が既婚者で家庭の財布を奥さんに握られているイメージを浮かべてください。

ikechon
お小遣い制の想像をしてね!
あなたは毎月のお小遣いを上げてもらうために交渉をするとします。
どのように奥さんと交渉をしますか?
下から選んでね。

好きな方を選んでね

「家庭を養ってるのは俺なんだから、お小遣いを上げてくれ!」
「上司との飲み会に多く出席した方が昇進が早そうなんだ。同期もそうして出世しているみたい!」

1つ目を選んだあなたは、残念ながら提案があまり得意ではないか家庭に不満でもあるのでしょう。

2つ目を選んだあなたは、このアウトプットを通してさらに交渉の腕を上げましょう。

言われた側の立場を考えると、2つ目の方が相手に’理由’と’未来のメリット’が伝わりますよね。

将来的に昇進が早まって給料が上がるなら’アリかも’と伝わればクリア!

でも、上司へのゴマすりも大事ですが仕事でも同時に売り上げを伸ばさないといけなかったりしませんか?

そんなあなたへ、仕事で結果を出すために有益なアウトプットを書いていきますので最後まで是非見てください。

①営業は喋らない方が良い

早速ですが「?」ってなりますよね 笑

営業は喋らない方が良いって、じゃあ何するの?と言う話。

営業の要素は以下の割合が重要と考えます。

営業の重要要素

・事前調査:45%
・ヒアリング:45%
・提案10%
営業はとにかく話さずに事前調査を重ねて、それを基にして問題をヒアリングすると言うわけです。
自社の製品を販売する場合、相手の問題に耳を傾けて”解決の糸口になるか”が重要な訳ですから、これは理に適っています。
何か新しいことを始める時や新しい物を買う時もそうですが、ネットで事前にリサーチをしますよね。
そのリサーチの部分を徹底的に掘り下げてから相手のヒアリングに移ることが大切となります。
ここで、掘り下げ方にも4つのテクニック、SPINの法則が重要だと考えてください。

SPINの法則

Situation:状況質問
ex)広告費はいくら掛けている?
Problem:問題質問
ex)集客はグルメサイトのクーポン目当てがメイン?
Implication:問題提起
ex)もしグルメサイトの掲載費が上がったら赤字になる?
Need Payoff:誇示質問
ex)掲載費不要の新規客獲得システムがあれば欲しい?
上記の法則にしたがって相手に質問をしていくことで、問題の再認識をしてもらうんですね。
特にNeed Payoffは相手が気づいていない営業に関する大きな不安要素になるので、積極的に提起する必要があります。
この導入が上手くできると、スムーズな提案に移ることができるでしょう。

②提案方法

提案についても、先ほどと似た4つの要素が重要なキーフレームに沿うと効果的だと提唱しています。

BFAB営業
Benefit:利益の提供
ex)製品導入によって◯円の利益を生む
Feature:製品の特徴
ex)効果的にターゲット客層を分析できる
Advantage:製品の利点
ex)リピートしないグルメサイトからの流入より効果的に集客
Benefit:念押しの利益提供
ex)これらの理由で無駄な掲載費の削減と新規客の集客ができる
こちらも順に沿って話をしていくことで、相手に説得力を持った説明をすることができます。
自分の勤めている企業で営業をする場合は、この項目に当てはめて相手との交渉を進めていくと効果的なアプローチができるのではないでしょうか。
次は最後にして最も重要な項目となります。

③販売までのストーリーが重要

販売するまでにその製品がどのように生産されたのか、或いはどのような思いでその飲食店を経営しているのか等。

そのコンテンツや物が生まれるまでのストーリを相手に伝えることが最も重要であるということ。

大抵の製品には

「WHAT:製品が何のメリットを提供してくれるのか」

「HOW:どのようにそのメリットが提供されるのか」

上記の説明はあっても、ストーリの部分となる

「WHY:なぜその製品を提供するのか」

ここが足りない事で思うように売れていかないと言うのです。

企業の理念があるように、その製品にも理念や思いがあって製造されるべきで、そこに何も無いとなると価格競争の渦に巻き込まれていき思い描く成果にならない可能性が高いと推測されます。

現代は供給する側の数が多く存在し、誰でも大きな費用を掛けず物が手に入る時代になりましたよね。

その反面、どの製品が性能やクオリティが良いのか分からず消費者はネットで比較をするようになりました。

YouTubeやSNSでレビューを確認し、多少高い金額でも品質が保証されていれば物は売れる時代に突入していますので、ストーリを絡めた、いわゆるブランディングが重要となる訳です。

このブランディングに共感、合わせて品質の高さやデザイン性が伴えば知名度が無くとも自然と消費者側で拡散され価格の独自性が生まれます。

これから先の時代を生き抜くには、会社員は元より個人事業主の方々も自分が販売する製品に対してストーリーをしっかりと組み込む事で改善を図りましょう。

おすすめの記事