昨日はJINさんのプロカード取得でフィットネス界が非常に盛り上がりました。
そんな私も胸が熱くなった1人。
↓TwitterのトレンドにJINさんが急上昇。
さぁ、興奮冷めやらぬ今日は改めてそのオーバーオールの熱戦に着目していきましょう。
この記事の目次
【JINさんプロカード取得】改めてオーバーオールを振り返る
今回は4人中3人が日本人というアツい展開なオーバーオールでしたね!
うち1人は韓国の選手ですが、この方もまた素晴らしい体を持っています。
オーバーオール出場者
- 廣川さん
- 湯浅さん
- JINさん
- 韓国の方
では1人ずつピックアップ!
廣川 翔一(ひろかわ しょういち)
廣川さんは一番身長の低いクラスAの優勝者としてオーバーオールに出場。
身長があまり大きく無いことはスポーツの世界で欠点と思われがちですが、筋トレの世界においては、筋密度がより高くなるメリットがあります。
上の写真からも見て分かると思いますが、胸や肩の丸み、そして筋繊維が非常に詰まっている感じがあります。はち切れんばかりにパンパン。
特に体の上部が大きく発達しており、上にボリュームがあることで相対的にウエストが細く見えるなど、フィジークにおいては有利に働きます。
小柄でありながら、周りの選手に全く引けを取らない体の大きさが廣川選手の持ち味。
湯浅 幸大 (ゆあさ ゆきひろ)
湯浅さんはクラスBの優勝者としてオーバーオールに出場。
こちらは平均的な身長の選手が多く集まるクラス。そんな中での湯浅さんの強みは、ズバリ”全体のバランスの良さ”です。
1つ1つの部位が満遍なく鍛え上げられており、まさに非の打ち所がない肉体。
メンズフィジークでは非常に多くの大会でその功績を残しており、プロカードを取得できる大会ではオーバーオールまでの切符を手にするも、あと一歩のところでプロに届かない状況が続いています。
大会後は反省会と称して大量のハンバーガーを食そうとする場面も・・・
シェイクシャックで反省会😋🍔 pic.twitter.com/LxwABpkjCf
— パーソナルトレーナー湯浅幸大 (@workoutlife) May 18, 2019
ざっと数えましたが10個のハンバーガー。
果たして1人で全部食べたのかは不明です。食べそうだけど。
JIN(本名:小池友仁 こいけ ともひと)
今回の立役者、JINさんはクラスDの優勝者としてオーバーオールに出場。
このクラスは出場者の中で最も身長の高いクラスであり、その筋肉の大きさや
体の大きさで非常に迫力がある人達が多い階級です。
そんなJINさんの持ち味は細くシェイプされたウエストと、圧倒的な上部の筋肉の 大きさにあります。
廣川選手のような密度のある肩の筋肉に、脇の下から大きく張り出した背中。そして真っ直ぐに絞られたウエスト。
背中の筋肉が全体的に体の上部に付いている骨格をしているため、他の選手に比べてウエストの細い部分が長く続いており、美しいストレートなシェイプが特徴。
座高が高い人は、その分ウエストの部分が長くなる傾向にあるので身長が高い=ウエスト部分が長くなるという訳ではありません。これは骨格により人それぞれ。
JINさんのプロ取得詳細については別記事で解説しています。
合わせて読みたい
韓国の方(かんこくのかた)
すいません!名前が分かりませんでした!みなさま、お許しを・・・。
韓国の方は、クラスCの優勝者としてオーバーオールに出場。
このクラスは出場する日本人選手があまり多くありませんでしたが、国外の選手で賑わっていたクラス。
そんな彼の特徴は、そのド派手なサーフパンツでしょうか。白銀に輝くシルバーとパープルピンクのコントラストが絶妙な”スター錦野”感を演出。
その誰もが目を引くスター性と全体的な体のバランス感で見事クラス優勝を果たし、オーバーオール出場に至りました。
フロントポーズで比較
では全体のフロントポーズを見ていきましょう
JINさん・廣川さんが飛び抜けている
場所や角度により、多少見え方は異なりますがJINさんと廣川さんが上部のボリュームで頭ひとつ抜けている印象があります。
やはり身長差はあれど、ステージでは筋密度やバランスで見え方は大きく変わります。
バックポーズで比較
次はバックポーズで比較していきましょう
4人ともそれぞれの良さが際立つ
背部を比較するバックポーズでは4人それぞれの特徴が見えます。
左から順にいくと
- 韓国の方:非常にドライな仕上がりで僧帽筋の形が綺麗に見える
- JINさん:僧帽筋が美しく”くの字”のように湾曲し、背中全体のセパレーションがくっきりとして見える
- 湯浅さん:肩の後ろの張り出しや僧帽筋のバランスが良い
- 廣川さん:全体のボリュームは申し分なく、他選手より下背部(お尻の少し上のあたり)が圧倒的に発達していて膨らんでいる
ここではそれぞれが持ち味を出し、一歩も引けを取らない接戦ですがJINさんの背中のクッキリ具合が一番映えているように見えます。
総合的に見てJINさんが優勝となった
廣川さんや湯浅さんも引けを取らず素晴らしい仕上がりでコンテストに臨みましたが、JINさんのフロントポーズのサイズ感や群を抜くウエストのシェイプ。
バックポーズのキメ細かいセパレーションで総合的に優勝はJINさんの手に渡りました。
廣川さん、湯浅さんには次のチャンスで是非プロになっていただきたい。
次なる日本人プロは誰の手に
ここまでオーバーオールを振り返ってきましたが、次なる日本人IFBBプロは誰の手に渡るのか。今回のJINさんプロカード取得に闘志を燃やすライバルの姿も。
カネキンさん
若い年代を中心にフィットネスを普及させているYouTuberのカネキンさんがツイッターでその思いを語っています。
次は僕の番。昨日IFBBプロになった @IMBODY_JIN さん、おめでとうございます!㊗️ 大会後に一緒にお話できてジンさんがどれだけ努力したのか伝わりました。 pic.twitter.com/AiP5tbqWcy
— Kanekin Fitness (@KanekinFitness) May 19, 2019
作戦通り、9月の大会で優勝する。それだけです。#WHSR
— Kanekin Fitness (@KanekinFitness) May 19, 2019
JINさんへ祝福の言葉を掛けながらも先を越された悔しさを滲ませる姿が何とも胸を熱くさせます。
自身のプロデュースする「COR」アパレルを支える多くのファンからも期待が寄せられていることは間違いありません。
筋トレYouTuberとして他にも多くの取り組みをしているカネキンさんには今後も期待。
合わせて読みたい
おわりに
この記事やJINさんのプロカード取得をきっかけに、まだまだフィットネス文化が浸透していない日本に少しでも認知が広まることを切に願っています。
憧れの選手の体を目指してトレーニングを始めること、トレーニングを通して食事や生活への意識が高まる等、自分の体にメリットがあることを知るきっかけにも繋がります。
初めてフィットネスの世界を知ったあなたも、すでに継続できているあなたも、自分の理想を追い求めて日々の積み重ねを続けていきましょう。
それでは!